人材構造分析
ベクトルの人材構造分析とは
給与データ・人事関連規則・経年の経営数値データなどから、組織・人事の状況を定量化し、課題を浮き彫りにする分析アプローチです。 「当社の組織人事機能に不具合があるのでは」「人件費の配分に違和感を感じる」「他社に比べ、報酬水準が高すぎる気がする」など経営層が感じる違和感を、他社比較や制度体系のチェックを通じ、定量分析結果として報告します。 また、報告書では分析結果のみならず、その結果から導き出される必要な人事戦略をご提案することで、社内の経営戦略・人事戦略決定の場面などでご活用いただいております。
人材構造分析4つの視点
組織・人事・給与データ、経年の経営数値データ、人事関連の規則をお預かりし、「人材構造の視点」「制度体系の視点」「報酬水準の視点」「組織風土の視点」などから、業界他社・世間とどのようなギャップがあるか、仕組みとしてどのような特徴を有しているかを定量的・具体的に整理します。
人材構造の視点
- 人材構造としてどのような特徴を有しているのか
- 年齢構造・階層構造・組織別構造の状況
- 人材マネジメントの状況(入社~昇進昇格~退職の状況)
制度体系の視点
- 制度体系としてどのようなメリット・デメリットを有しているのか
- 人事制度の特徴と課題の検証 ・制度運用の状況(昇格、昇給、賞与、評価、残業など)
報酬水準の視点
- 全社的な報酬水準は世間相場と比較してどうか
- 世間との水準比較(賃金、昇給、退職金、人事生産性等)
組織風土の視点
- 従業員はどのような気持ち・行動軸で働いているか
- 組織風土上の特徴・課題の抽出
人材構造分析結果のレポート
貴社からデータを頂戴次第、3~4週間で分析結果をご報告します。構造上の課題や制度体系が持つ歪み、報酬水準上のギャップ・生産性上の課題など、組織・人事面のどこに課題があり、その課題がどのレベルなのかをビジュアルにレポートします。
人材構造分析結果のレポート
人材構造分析は主に社内の経営戦略・人事戦略決定の場面などでご活用いただいております。
ストラテジーチャートの構築/ 活用
ベクトルの分析・調査は定型のサービスレポートではなく、企業の様々な課題のポイント、経営戦略上の力点を踏まえ、深堀した分析を実施します。業種・業態・企業ステージに応じた、多様な分析アプローチを元に、人事戦略検討ための課題を明確化します。まず経営戦略を確認し、「その戦略をどのような人材(人材区分)で支えるのか?」を人事ポートフォリオをもとに具体化します。そして、人材区分の必要人員数を「人材構造定量化モデル」で明らかにし、今のままではどのような問題が起きるのかを把握した上で、必要な採用数や育成数、転出数を確保する人事施策を定量化して立案します。
組織サーベイ・従業員意識調査(VOISE)
VOISEの特徴
「VOISE」は「経営スタイル」「従業員満足度」「組織風土」の3つの観点に基づく、120項目の質問で構成されており、WEB上で実施することにより、企業の事務作業上の負担も少なく、全組織・全従業員に対しスピーディーに実施できます。
- 10の中項目、24の小項目について、組織診断結果をフィードバック
- 属性分析も役職、部署、性・年齢等、お客様のニーズに基づき分析可能
- 組織診断の質問文は内容を自由にカスタマイズ可能
- 企業独自で質問文を追加することも可能
- 診断はWEB以外にスマートフォン、携帯電話、紙など様々な媒体で実施する事が可能 (紙の場合は、別途入力料金が掛かります)
- 部署単位の結果をフィードバックする事で、組織マネジメント上の課題の明確化が可能
VOISEの診断領域(標準パターン)
質問内容も、標準質問の他に診断したい観点や項目の追加、従業員が理解しやすい企業独自の言葉など自由にカスタマイズ可能で、御社オリジナルの組織診断・サーベイが簡単に実施できます。また、カスタマイズ料金は無料です。
VOISEの活用事例
人材アセスメント
経営幹部・管理職・監督職への登用・昇進や異動配置に際して、候補者群から適性のある人材を選抜するためのアセスメント(人材の事前評価)に関わるツール開発・運営・フィードバックを行います。
各種アセスメントツールを取り揃えております。詳しくはこちらのページをご覧ください。
お問い合わせはこちら
お役立ち資料はこちら
まずはお問い合わせ