内閣府男女共同参画局は、
6月16日に『令和5年版男女男女共同参画白書』を閣議決定した。
同白書は、男女共同参画社会基本法に基づき、
内閣府男女共同参画局が作成している年次報告書である。
今回は、昭和の雇用慣行「令和モデル」に転換された内容となっている。
性別による役割分担やそれを前提とした長時間労働や転勤が当たり前の
雇用慣行を昭和モデルと例示し、令和モデルの実現のために
取り組むべき内容が記載されている。
<取り組むべき内容>抜粋
1.勤務時間にかかわらず仕事の成果で評価され、昇進をめざせる環境の整備
2.男性の長時間労働の是正や女性の家事・育児の負担減
3.男女間賃金格差の改善
本白書は、男性の家事や育児への参加や女性の社会進出を阻んでいるのは
男性の長時間労働などの旧来の慣行だと言及し、
「若い世代の意識の変化を認識し、時代に合わない慣行を変えなければならない」
と強調した。
同白書の詳細は、下記より閲覧可能
▼男女共同参画白書 令和5年版(令和5年6月)
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/index.html
ベクトル広報チーム