やりたい仕事がない!仕事でヤりたいことがない!転職に悩む人へ
漠然と今の仕事が嫌で「転職したい」と感じることは誰にだってあります。または転職先を探そうとしてみてから、「やりたい仕事がない」「したい仕事がない」と途方に暮れてしまうことも珍しくはありません。
自分が本当にやりたい仕事を見つけるのは難しいことですから、どんな年代・経歴でも適職について考え始めるのは遅くありません。
興味のある仕事がない人や、何がしたいか分からない!という人は、やりたい仕事がない現状の理由や打開策を一緒に見ていきましょう。
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やりたい仕事がない人・やりたい仕事があっても就けなかった人は多い
「就職しなければいけないのはわかっているが、やりたい仕事がない」
「転職したい気持ちはあるが、そもそも自分が何をしたいかわからない」
このように悩んでいる人は決して少なくありません。自分が何をしたいのかわからないままに就職をして、迷いながら働いている人は大勢います。
では、実際のところ、やりたい仕事に就いている人はどれだけいるのでしょうか。
また、「やりたい仕事」にこだわりを持って就職・転職活動を行う人は多いのでしょうか。
ここでは「やりたい仕事」に関するデータを紹介しながら、働く人や就職・転職活動を行う人の現状を見ていきます。
やりたい仕事に就いている人・就いていない人の割合はおよそ半々
「株式会社ビズヒッツ」が全国の20~60代の働く男女500人を対象に行ったアンケート調査結果によると、「今の仕事はあなたがやりたかった仕事ですか?」という質問に対して、YESと回答した人の割合は53.0%でした。
- YES…53.0%
- NO…47.0%
やりたかった仕事に就いている人・就いていない人の割合はほぼ半々で、わずかに「やりたかった仕事に就いている人」が多いという結果でした。
働く人の2人に1人は、やりたい仕事とは別の仕事に就いているということがわかります。
割合としては決して少なくないと言えるでしょう。
やりたい仕事に就かなくても楽しさややりがいは得られる
では、やりたい仕事に就かなければ、働くうえで楽しさは得られないのでしょうか。
以下は、同調査で「仕事を楽しいと思うとき」の回答結果です。
【「仕事を楽しいと思うとき」の回答】
1位 | 感謝されたとき |
---|---|
2位 | 仕事がうまくいったとき |
3位 | 顧客や会社に貢献できたとき |
4位 | 人と関わっているとき |
5位 | 職場環境・人間関係がよいとき |
6位 | 仕事をやりきったとき |
7位 | 仕事自体が楽しい |
8位 | 評価されたとき/上司に褒められたとき |
9位 | ノルマや目標を達成したとき |
10位 | 人の成長を感じたとき |
ランキング上位の回答内容は、「感謝」「貢献」「人間関係」など、主に人との関わりを通して楽しさを感じているというというものでした。
また、「仕事がうまくいった」「貢献できた」というように、仕事の結果がやりがいにつながっていることもわかります。
一方で、「仕事自体が楽しい」という回答は7位という結果に。
このアンケート結果から、「どんな仕事をするか」ということよりも、「仕事を通じて何を得られたか」ということのほうが仕事への満足度に大きく影響していると言えるでしょう。
人とのコミュニケーションや仕事への取り組みのなかに楽しさや面白さを見出すことができれば、やりたかった仕事とは別の仕事に就いたとしても、やりがいを感じられる機会は十分にあるのです。
やりたい仕事かどうかより安定を求めて就職する人は多い
就職活動を始めるにはあたって「やりたい仕事がない」と思い悩む人もいるかもしれません。初めて就職する企業ですから、興味のない仕事よりも興味が持てる分野の企業を選びたいものです。
しかし、最新のデータでは「やりたい仕事」よりも別の部分を重視する学生が増えています。
ここで、「株式会社マイナビ」が1979年より毎年実施している「大学生就職意識調査」結果を紹介します。
「あなたが企業選択をする場合、どのような企業がよいと思いますか(2つ選択)」という質問に対して、2019年卒大学生は「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」がもっとも多い回答となっていました。
しかし、2020年卒大学生以降、最新の2024年卒大学生までの回答では、「安定している会社」の回答率が上昇し続けています。
安定している会社 | 自分のやりたい仕事(職種)ができる会社 | |
---|---|---|
2019年卒 | 33.0% | 38.1% |
2020年卒 | 39.6% | 35.7% |
2021年卒 | 38.3% | 35.9% |
2022年卒 | 42.8% | 34.6% |
2023年卒 | 43.9% | 32.8% |
2024年卒 | 48.8% | 30.5% |
この結果から、新卒入社の就職活動では、「やりたい仕事」よりも「安定性」を重視して企業を選ぶ学生が年々増加しているということがわかります。
応募したい仕事に出会えずに転職活動を諦める人は多い
以前に比べて転職が珍しくなくなった現在では、「やりたい仕事に就きたい」と転職活動に踏み切る人もいるでしょう。
では、転職活動の場合はどうでしょうか。やりたい仕事を見つけ出したり、やりたい仕事を実現できる企業に採用されたりと、転職で成功できる可能性は高いのでしょうか。
以下は、「株式会社リクルート」の研究機関である「ジョブズリサーチセンター」が2021年12月に発表した、「求職者の動向・意識調査2021」の結果です。
仕事が決まらずに仕事探しを終えた人を対象に、「新たな仕事が決まらなかった理由」を質問したところ、「仕事を探したが、応募したい仕事を見つけられなかった」という回答がもっとも多いという結果になりました。
その回答結果を以下に紹介します。
回答 | 全体(※) | 正社員 |
---|---|---|
「仕事を探す時間がなかった」 | 19.3% | 26.0% |
「仕事を探したが、応募したい仕事を見つけられなかった」 | 38.8% | 40.1% |
「応募したい仕事はあったが、応募に踏み切らなかった」 | 19.2% | 16.8% |
「応募したが、採用されなかった」 | 14.6% | 11.0% |
その他 | 8.1% | 6.1% |
※アルバイト・パート、契約社員、派遣社員、正社員、無職(専業主婦/主夫、定年退職を含む)
全体では38.8%、正社員の場合は40.1%と約4割の人が応募したい仕事を見つけられないまま、転職活動を終えています。
このデータからは、やりたい仕事を求めて転職活動に臨んでも、必ずしも成功する保証はないという厳しい現状が推察できるでしょう。
ヤりたい仕事がない!?転職したいのに仕事が見つからない原因を知ろう
やりたい仕事がない人や「ヤりたいことがない!」という人には、共通するいくつかの特徴があります。適職を見つけられない原因について見ていきましょう。
- 自己分析ができていない
- 自信が持てない
- 将来が不安
- 今の仕事が嫌
【やりたい仕事がない人の特徴1】自己分析ができていない
就職活動中に誰もが一度はやった「自己分析」。自分自身を理解するために行うものですが、自己分析が上手くできていなかった場合には、本来の自分とはアンマッチな職についてしまううことがあります。
資格やスキルだけではなく、興味や長所・短所といった部分まで理解することが、自分に合った仕事の見つけ方の一つと言えます。
- 自分の性格
- 長所と短所
- 好きなこと・嫌いなこと
- 趣味や特技
- どんな作業が好きか
一見仕事に関係のなさそうなことでも、意外と仕事を見つけるヒントになることがあるため、やりたい仕事を上手く見つけられない人はもう一度細部まで自分を見つめなおしてみましょう。
自己分析が苦手なら、転職エージェントに頼って自分に合った仕事を紹介してもらうのも一つの手です。また、より多くの求人を見ることでやりたい仕事が見つかるきっかけにもなるかもしれませんよ。
【やりたい仕事がない人の特徴2】自分に自信が持てない
自分に確固とした自信を持てない人や、自己肯定感が低い人ほど、「働きたいのに仕事がない」「ヤりたいことがわからない」と塞ぎ込んでしまいがちです。またニートやフリーターで、「したい仕事がない」なんて感じている場合も。
人の意見はひとまず置いておいて、自分がどんな仕事をしたいかを優先して考えることが大切です。自分のことを第一に尊重して、周りの意見や評価に流されずに自分の興味や特技について考えた上で、本当にやりたい仕事を見つけましょう。
【やりたい仕事がない人の特徴3】慎重になりすぎてしまう
「絶対に失敗したくない」「転職先が見つからなかったらどうしよう」というように、慎重になりすぎてしまってやりたい仕事が見つけられないという人もいます。
こうした傾向は、これまで転職をしたことがない人や社会人経験が浅い20代の若者に多く見られます。
たしかに、転職が初めてだったり社会人経験が少なかったりすると、転職活動はもちろん、社会人としての働き方などに対してもわからないことが多いでしょう。
「転職活動はどのように進めるのか」「応募したら絶対に入社しなければならないのか」「そもそも世の中にはどんな仕事があるのか」というように、疑問が多ければ不安も大きくなりがちです。転職に対するハードルが高くなってしまうのも無理はないでしょう。
しかし、「失敗したくない」と怖がってばかりいてはいつまで経っても状況は変わりません。
「やりたい仕事を探したい」「やりたい仕事に就きたい」という気持ちがあるなら、できることから行動を起こしてみましょう。
その第一歩として、以下のような行動があげられます。
- 転職サイトにアクセスして掲載されている求人情報を見てみる
- 気になる仕事があれば、具体的な業務内容や必要な資格を調べてみる
実際に動いてみて初めて得られる気づきもあるでしょう。
【やりたい仕事がない人の特徴4】将来像が見えないor不安
やりたい仕事や興味のある仕事よりも、将来像の方を先に考えてしまって仕事を上手く見つけられないというパターンの人もいます。
- 将来も体力的に続けられるか
- 結婚や出産と両立できるか
- 昇進や昇給は可能か
…など、今から10年後や20年後の将来が心配になってしまって、今の仕事に不安を覚えたりやりたい仕事を見つけられなくなったりする人は少なくありません。
具体的な将来像を想定することはほぼ不可能ですから、適職について考えるなら将来のことは後回しにした方が賢明です。
おのずとやりたい仕事が見つかるかもしれませんし、今の仕事にやりがいを見つけることもあります。
【やりたい仕事がない人の特徴5】目標も持たずなんとなく働いている
仕事に対する目標がない人や日々なんとなく働いている人は、やりたい仕事を見つけづらいでしょう。
世の中にはさまざまな仕事があり、そのなかから自分にとって本当にやりたい仕事を見つけるには、「どんどんチャレンジをする」「気になることは片っ端から調べる」など積極的な行動が必要になってきます。
しかし、「とりあえず会社に行けばいい」「毎日仕方なく働いている」という状態では、仕事への取り組み方が消極的・受動的なため、「達成感」「充実感」「自己成長の実感」などもなかなか得られません。
仕事をするうえでの楽しさややりがいと感じられる機会が減ると、自分自身を知るきっかけが作れないので、自分にとってのやりたい仕事を見つけるのがいっそう難しくなってしまいます。
目の前の仕事に対する取り組み方や考え方を変えて自分について知るチャンスを増やすことで、やりたい仕事を見つけるためのヒントが掴みやすくなるはずです。
【やりたい仕事がない人の特徴6】完璧を求めすぎてしまう
興味を持てる仕事があっても、労働条件や職場環境などに完璧を求めすぎてしまい、その結果、仕事選びが困難になっているというケースも少なくありません。
職種や業種にもよりますが、すべての希望条件を満たすパーフェクトな求人に出会える確率は限りなく低いです。
「仕事内容に興味はあるが、給料が安い」「年収アップもしたいが、残業はしたくない」というように、条件面にこだわりすぎて不満点ばかり数えてしまうようでは、良い仕事にもなかなか出会えなくなってしまうでしょう。
高望みをすれば転職先の選択肢が狭まってしまうのは当然です。
加えて、「やりたい仕事を見つけたい」という目的での転職活動の場合、あまり厳密に条件面を詰めすぎると、さらに選択肢を狭めてしまうことにもなりかねません。
そうは言っても、働くうえで条件は重要なポイントです。
そのため、やりたい仕事に就くための転職では、条件のすべてをクリアするような完璧な求人を追い求めるのではなく、条件に優先順位をつけるなどして折り合いをつけながら求人を比較検討していくと良いでしょう。
例えば、未経験分野へ挑戦する場合、最初は給料が低くても経験を積んだり資格を取得したりすることで給料アップが実現することもあります。
【やりたい仕事がない人の特徴7】他の仕事なら力を発揮できると考える
今勤務している職場で「この仕事は向いていない」「他の仕事なら自分の力を発揮できる」と考え、やりたい仕事がないと思う人もいます。
転職して職場が変われば、今よりも力を発揮できるかもしれません。しかし、どのように自分の力を発揮できるのか明確には説明できず、単に「これはやりたい仕事ではない」「やりたい仕事がない」と思うケースもあります。
本当に今の職場で自分の力を発揮できていないのか、任された仕事に熱心に取り組んでみてください。これまで以上に熱心に取り組めば、仕事の面白さに気づくかもしれません。
熱心に仕事に取り組むうちに、「もしかすると自分にはこの仕事が向いているかも」と感じる場合もあるでしょう。
【やりたい仕事がない人の特徴8】今の仕事が嫌なだけ
転職したいけどやりたい仕事が見つからない…。こんな人はとにかく今の仕事を早く辞めたいだけの可能性があります。
早く辞めたいから次の転職先候補を探していて、ヤりたいことが見つからないというパターンです。
まずは今の仕事を辞めたい・やりたくない原因をハッキリさせることが大切です。
- 人間関係
- 給与
- 残業
- 労働環境
上記のような箇所に、仕事を辞めたい理由がありませんか?
もし今の職場でどうしても問題を解決できそうにないなら、ハッキリさせた「辞めたい原因」をもとにして、転職先を探しやすくなるでしょう。
少しでも転職を考えているなら、まずは転職エージェントに登録して求人を見るだけでもおすすめです。
【やりたい仕事がない人の特徴9】業種や職種に詳しくない
業種や職種をあまり知らず、「有名な会社だから」「知名度が高い企業だから」という理由で職場を選び、働くうちに「やりたい仕事がない」という悩みに陥るケースもあります。
知名度が高く有名な会社で、自分に合う仕事をできるとは限りません。先入観にとらわれず、どんな業種や職種があるのか知ることが大切です。
たとえば、医療関連の仕事は医師や看護師だけではなく、医療機器の製造、医薬品の販売、医療に関するコンサルタントや事務員など、多岐にわたります。
「この業界ならこの仕事」とは思わずに、幅広い業種や職種を知って、視野を広げてみましょう。さまざまな仕事を知れば、やりたい仕事に出会いやすいです。
やりたい仕事がないことはよくある!悩んだときの解決法をチェックする
「やりたい仕事がない」と悩む方は少なくありませんが、そもそも「やりたい仕事がない」こと自体、珍しいことではないのです。
ここでは、やりたい仕事がなくて悩んだときの解決法を、3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
悩んだときの解決法その1:他人から褒められたことを思い出す
悩んだときの解決法その1は、「他人から褒められたことを思い出す」ことです。
自覚はないけれど、他人からよく褒められることはありませんか。
- 他の人より記憶力がいいねと言われた
- チーム(部署)をまとめること、調整することを褒められた
- 他の人に対する気遣いを褒めてもらった
「他人から褒められる」ということは、「適性がある」ということです。
他人から褒められることを活かせるような、そんな仕事に就くことを考えてみてはいかがでしょうか。
適性があればスキルアップしやすく、自然と実績も積み上がっていきますよ。
悩んだときの解決法その2:自分の長所について考える
悩んだときの解決法その2は、「自分の長所について考える」ことです。
自分の長所について、悩まずにすらすらと説明することはできますか。
やりたい仕事が見つからない原因として、自分のことをよく理解していない可能性が挙げられます。自己分析をして自分の長所を活かせる仕事に転職できれば、やりがいを持って働けるでしょう。仕事も評価され、キャリアアップにもつながりやすくなります。
引用元:マイナビAGENT「【やりたい仕事がない人必見!】やりたい仕事の見つけ方7選&注意点も紹介」
「やりたい仕事」がなくて悩んだときは、一度しっかり自己分析をしてみましょう。
どうしても短所しか出てこない…という人は、短所を長所に言い換えてみるのもいいかもしれません。例えば、「飽きっぽい」という短所は好奇心旺盛と言い換えることができますし、「優柔不断」という短所は慎重と言い換えることができます。
自分のことがよくわからない状態では、「やりたい仕事」が見つかるわけもありません。自己分析による自己理解が、「やりたい仕事」を見つけるきっかけになるはずですよ。
悩んだときの解決法その3:身近な人に相談する
悩んだときの解決法その3は、「身近な人に相談する」ことです。
自分ひとりでやりたいことを見つけるのが難しいと感じたら、家族や友人など身近な人に相談してみるのも解決法のひとつです。
「自分が思う自分」と「第三者から見た自分」がまったく同じとは限りません。
客観的に自分を見てくれる相手に相談することで、これまでは気付けなかった自分の新たな一面を発見できることもあるでしょう。
気心の知れている相手であれば、建前で話す必要がなく本音が出やすくなります。自分が本当にやりたいと思っていることが見えやすくなり、加えて思考を言語化・整理することもできるので、自己分析にも大いに役立つはずです。
また、友人の仕事や働き方を聞くだけでも刺激になります。
「こういう仕事もあるのか」「〇〇という職種にはこんな面白さがあるのか」といった気づきがやりたい仕事を見つけるヒントになる可能性も高いでしょう。
悩んだときの解決法その4:イベントに参加する
悩んだときの解決法その4は、「イベントに参加する」ことです。
企業や転職エージェントなどが開催している、就職・転職のイベントに参加してみましょう。いろいろな業界や企業における情報を得られる上、イベントによっては実際に働いている人の話も聞けるでしょう。
- 初めて転職する人
- 第二新卒向け
- 未経験の業界・職種に転職したい人
特に、転職エージェントではこういったイベントを積極的に行っています。「やりたい仕事がない」「やりたい仕事が分からない」といった相談にも応じてくれるので、気軽に相談してみてください。
イベントで話を聞くと視野が広がり、「こういう仕事をやってみたい」と思える業界・職種が見つかるかもしれません。
悩んだときの解決法その5:転職エージェントに相談する
悩んだときの解決法その3は、「転職エージェントに相談する」ことです。
働くひとの適性・適職を見続けてきた転職のプロである「転職エージェント(キャリアアドバイザー)」に、アドバイスを求めてみましょう。
「やりたい仕事がなくて、もうどうしたらいいかわからない……」とひとりで悩んでいる方は、キャリアアドバイザーから客観的なアドバイスをもらうことをおすすめします。
- 無料で利用できる
- アドバイザーからカウンセリングを受けられる
- 自己分析や適職診断を手伝ってもらえる
- 理想条件や本人の特徴に合った仕事を紹介してもらえる
- 企業研究や業界研究を手伝ってもらえる
- 面接日や入社日の交渉を代行してもらえる
- 入社後までサポートしてもらえる
転職エージェントには以上のようなメリットがあります。転職のプロと対話をすることで、自覚していなかった強みや適職についてのヒントが得られることもあるでしょう。
また、転職エージェントは利用者の経歴や性質をしっかりチェックした上で、まだ転職すべきではないと判断することもあり、その場合ははっきり「転職はまだ早い」とアドバイスしてくれます。
やりたいことが見つからなくて悩んでいるなら、一度エージェントサービスで転職の知識が豊富なキャリアアドバイザーに相談してみるのがおすすめです。
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やりたい仕事がない、を打破する!適職を見つけるヒントもあります
自分が心からやりたいと思える仕事に就ければ、やりがいも得られてモチベーションも上がって理想的ですね。
誰にでも個性に適した仕事はあります。仕事でやりたいことを見つける方法として、いくつかの方法を試してみましょう。
- 自己分析をやり直す
- やりたくないことを書き出す
- 身に着けたいスキルを探す
- 多くの職種・業種を知る
- 条件を減らす
やりたい仕事を見つける方法【1】自己分析をやり直す
自己分析を細かな部分まで突き詰めてやっていくと、やりたい仕事や興味のある仕事を見つけやすくなります。
持っている資格やこれまでに経験した職業は履歴書にも記載しますから、それ以外の細かな自分についての情報を、徹底的に見つめなおしてみましょう。
- 嬉しかった経験
- 楽しかった経験
- 長年続いている趣味や習慣
- 特に苦労せずにやり遂げられること
- 自分の性格や長所と短所
- 褒められたことのある性格や行動
自分について思いつく特徴や性格などを、紙などにリストアップして書き出して整理しましょう。プライベートでも楽しめることや褒められることは、仕事にも活かせることがあります。
やりたい仕事を見つける方法【2】これまでの仕事を棚卸しする
社会人になってから今までやってきた仕事について振り返ってみると、自分の「得意な業務」「好きな業務」「やりがいが得られる業務」などの発見につながります。
以下の質問を自分自身に投げかけて回答していきましょう。回答する際、具体的なエピソードもあれば合わせて書き出してみてください。
【質問】
- 仕事をしていて嬉しかったことは?
- ストレスを感じずにやり遂げられた業務は?
- 上司や顧客から言われて印象に残っている言葉は?
- 職場でよく頼まれる仕事・業務は?
- 特に大変だった・嫌だと感じた業務は?
回答を終えたら、これらの回答のなかに「共通点」がないか確認してみましょう。
さらに、これまでの仕事について棚卸しした内容と先に紹介した自己分析の結果との共通点を探してみると、さらに自分自身の得意分野ややりたいことが見えてきやすくなるでしょう。
より詳しく自分自身の強みやアピールポイントを知りたい場合は、「キャリアの棚卸し」を行ってみましょう。
転職サイト・エージェントのなかには、ホームページから「キャリアの棚卸し」専用シートがダウンロードできるサービスもあります。
やりたい仕事を見つける方法【3】やりたくないことをリストアップ
「仕事で何がしたいか分からない」「やりたい仕事がない」というなら、逆に「やりたくない仕事」について考えてみましょう。消去法でやりたくないことを条件から外していけば、やりたい仕事が見つかりやすくなります。
- 苦手なこと
- できれば避けたいこと
- 過去に苦労したこと
- 耐えられないこと
今の仕事で不満に思っていることも洗いざらいリストアップしてみましょう。嫌なことと逆の方向性で仕事を探してみると、自分のやりたいことが見えてきます。
やりたい仕事を見つける方法【4】身につけたいスキルで探す
やりたい・やりたくないで考えるのではなく、自分が身につけたいスキルを起点に仕事を探してみるのもおすすめです。
就職できたからといって、一生その会社で働けるとは限りません。経営環境の変化や待遇の変化など、いつでも離職の可能性はあり得ます。仕事や会社ではなく、一生役立てていきたいスキルを中心にした仕事選びをしてみましょう。
例えばコミュニケーションスキルを磨ける仕事や、資格取得を後押ししてくれる会社などがあります。仕事をすることはもちろん大切ですが、働きながらどんな自分になっていきたいか、どう成長していきたいかを軸に転職先を見つける方法もあります。
多くの求人の中から自分一人で探すよりも、転職エージェントなら的確に理想の求人を探し出してくれますよ。
やりたい仕事を見つける方法【5】将来どんな生活をしたいか考える
「将来的にどのような生活をしたいか」「3年後や5年後の自分がどうなっていたいか」というように、理想の生活や働き方を考えてみることで、チャレンジしたい・選択するべき仕事が見えてくる場合もあります。
例えば、以下のような内容について自分自身に問いかけてみましょう。
- 働くうえで重視するのは仕事か、プライベートか
- 家族を持ちたいか、生涯ひとりで暮らしたいか
- 慣れ親しんだ土地に住み続けるか、地元に帰るか
- 賃貸物件に住み続けるか、マイホームを購入したいのか
3年後や5年後の目標を設定して、そこから逆算してみましょう。
やりたい仕事を見つける方法【6】好きなことや趣味から仕事を探す
仕事内容や職種から考えるのではなく、趣味やプライベートの楽しみなど、自分の「好きなこと」から仕事を探すという方法もあります。
「車が好きだから自動車メーカー」「ファッションが好きだからアパレルメーカー」というように、「好きなこと」から就職・転職先を選択している人は珍しくありません。
また、前向きな姿勢で仕事に取り組めるので、「ストレスが溜まりにくい」「スキルの向上がしやすい」といったメリットもあります。
一方で、以下のようなデメリットもあるので注意が必要です。
- 自由度が下がることで純粋に楽しめなくなる可能性がある
- こだわりが強すぎると仕事にならない場合がある
- 失敗体験によってやる気が失われるリスクがある
どんなに好きなことでも仕事となった以上は、ある程度の制約が発生します。
自由度が下がることで、これまでのように楽しめなくなる可能性があるでしょう。
また、好きなことには強いこだわりを持っている人も少なくありません。
仕事で完璧を目指すことは素晴らしいですが、こだわりが強すぎて生産性が低下してしまうようでは、プロの仕事とは言えないでしょう。
さらに、上司に叱責されたり成果につながらなかったりと、好きなことで失敗体験をした場合、通常よりも大きくモチベーションが下がってしまう恐れもあります。
好きなことや趣味からやりたい仕事を探す場合は、「好き」を仕事にする覚悟があるのかどうか、十分に検討したうえで決断しましょう。
やりたい仕事を見つける方法【7】多くの職種・業種について知る
仕事は星の数ほどあり、それらを分類する職種や業種も様々です。おそらく多くの人は、実際に経験した仕事以外の業界や職種についてあまり知らないでしょう。
いろんな職種や業種の内容を知っておくと、意外と自分に合っている仕事を見つけやすくなります。知らない職種や業種を視野に入れないまま、後になって「この仕事をしてみたかった」と後悔する前にチェックしてみましょう。
実際に厚生労働省では、1万8千種類以上もの職業が掲載されています。
知らない業界や職種だからと言って「自分にはできない」と判断するのは早計。自己分析や求人情報探しに疲れたら、様々な業界や職種について調べてみましょう。
膨大な業界や職種について調べていれば、「こんな仕事があるなんて。やってみたい!」と思えるような、魅力的に思える仕事にも出会えるでしょう。
やりたい仕事を見つける方法【8】条件をいくつか減らす
やりたい仕事がどうしても見つからない場合や、働きたいのにしたい仕事がない場合は、求人を探す際に設定している条件をいくつか外してみましょう。それだけで選択肢が大きく広がります。
どうしても譲れない条件だけを厳選して、逆に妥協できる条件は思い切って外してみてください。
- 年収
- 残業
- 休日
- 勤務地
- 社風
人によって理想とする条件は様々ですが、その全てを満たす求人とはなかなか出会えませんから、多少の妥協は必要です。
今の仕事で抱えている不満があれば、転職先でも必ず不満になるため妥協はできません。ただし現職でも我慢できている条件は、転職先を探す際にも妥協して外してみましょう。
やりたい仕事を見つける方法【9】適職診断をする
やりたい仕事がなく、転職したい気持ちがあってもどのように仕事選びをすれば良いか迷っているなら、「適職診断」を行ってみましょう。
適職診断はいくつかの設問に回答するだけで、以下のようなことが診断できるツールです。
- 性格
- 向いている職業
- 能力を活かせる仕事
転職サイト・エージェントでは、独自の適職診断を行っているところもあり、登録なし・WEB上で気軽に診断できる適職診断も多いです。
【好きなだけの仕事は危険】やりたい仕事を探すときの注意点を見ておこう
仕事は1日の多くの時間を占めます。多くの時間を費やすからこそ、ストレスが少なくて済む「やりたい仕事」を探す方がたくさんいるのです。
とはいえ、「やりたい仕事」を探すときには注意を払うべきポイントがいくつかあります。
ここでは、やりたい仕事を探すときの注意点を、3つご紹介します。
「やりたい仕事」を探している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
注意点その1:仕事に対して譲れないポイントを確認する
注意点その1は、「仕事に対して譲れないポイントを確認する」ことです。
何故なら、仕事に対して譲れないポイントを確認することが、結果的に「やりたい仕事」を探すことに繋がるからです。
現職で叶っていることも含めて洗い出し、仕事をする上で何が最も大切なのかという「譲れないポイント」を確認します。会社選びの際は、そのポイントを妥協しないようにすることで、大きなミスマッチを防ぐことができるはずです。
引用元:マイナビAGENT「正しい転職先の選び方とは?入社後に後悔しないようにするための方法」
つまり、譲れないポイント・妥協できないポイントが「やりたい仕事」には必ず含まれているということです。
仕事に対して譲れないポイントがわからない方は、「やりたくない仕事」について考えてみると良いでしょう。
そこには必ず、自分が重要視している仕事のポイントがあるはずですよ。
注意点その2:将来性も慎重にチェックする
注意点その2は、「将来性も慎重にチェックする」です。
やっとの思いでやりたい仕事を見つけたら、「これしかない」とすぐに決めたくなるかもしれませんが、「将来性」を無視して仕事を選ぶことはおすすめしません。
せっかく転職をしても、その業界・企業・職種に将来性がなければ、長期的にキャリアを築いていくことが難しくなってしまうでしょう。
例えば、コンピューターで完結する仕事や誰でもできる単純作業を選ぶと、数年後にはテクノロジーに仕事を奪われてしまう可能性も出てきます。
就職・転職活動では、以下のポイントについてしっかり検討しましょう。
【将来性があるかどうかを見極めるポイント】
今後も需要が見込める仕事 | ・時代の流れや社会情勢に左右されない ・人が生活するうえで欠かせない商品やサービスを提供している |
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AIや機械に代替されない仕事 | ・人の判断やコミュニケーションが欠かせない ・人の手による繊細な作業が必要 |
注意点その3:好きなだけの仕事を選ばない
注意点その2は、「好きなだけの仕事を選ばない」ことです。
「やりたい仕事」の理由として、
- 好きな仕事だから
- 憧れの仕事だから
といったものがあると思いますが、これだけで仕事を選ぶのは少し危険です。
好きなだけの仕事を選ぶと、仕事への適性がなかったときにすぐに退職したり、転職を繰り返したり、負の連鎖に陥りかねません。
「好き」だけで長く続けられるほど、仕事は甘くないのです。結果を出さなければ評価には繋がらず、いつか「好き」ではなくなってしまう可能性もあります。
「好き」ではなくなってしまったとき、それでも続けたいと思える仕事なのかを、今一度考えてみることをおすすめします。
注意点その4:適性を考慮せず仕事を選ばない
注意点その4は、「適性を考慮せず仕事を選ばない」です。
やりたい仕事がないと仕事選びにも時間がかかるかもしれませんが、自分の適性を考慮せずに転職するのは避けましょう。
仕事における適性とは、その仕事に活かせる能力があるか、価値観や性格が仕事内容に合っているかといった要素から判断します。自分の性格や能力が仕事に合っているかによって、仕事のしやすさ、能力の活かし方、仕事へのやりがいを感じられるかどうかなどが変わるため、適性を知ることは仕事探しをする上で重要なポイントのひとつです。
適性がある仕事に就けば、自分自身の能力を仕事に活かしやすく、やりがいや楽しさを実感することも多いでしょう。
しかし、その仕事に適性がなければ、能力を発揮するチャンスに恵まれないばかりか、通常業務をこなすのにも苦労してしまう可能性があります。
「頑張っても自己成長を感じられない」「努力しても周囲に評価してもらえない」という不満を抱えてしまっては、短期間で転職をくり返すことにもなりかねません。
こうした失敗を防ぐには、自分自身の適性を考慮したうえで職種選びをする必要があります。
注意点その5:「やりたい仕事」にこだわりすぎない
注意点その3は、「「やりたい仕事」にこだわりすぎない」ことです。
今は「やりたい仕事に就くことが人生の成功」のような風潮ですが、それはひとつの価値観であって、決して正しい価値観というわけではありません。
「やりたい仕事」にこだわりすぎると、転職を繰り返す羽目になり、キャリアからもどんどん遠ざかってしまうため、注意が必要です。
「やりたい仕事」に就けたらラッキー!くらいの気軽さで仕事を探してみると視野が広がり、結果的に「やりたい仕事」に就ける……なんてこともあるかもしれませんよ。
注意点その6:現職を辞めずに転職活動をする
注意点その6は、「現職を辞めずに転職活動をする」です。
やりたい仕事を探すために、退職後に転職活動をしたいと考える人もいるでしょう。
たしかに退職後の転職活動なら、現職と並行する必要がなく転職活動に集中できます。面接日程も調整しやすいので、うまくいけば短期間で転職先が決まることもあるでしょう。
しかし、やりたい仕事になかなか出会えずに転職活動が長引いた場合、金銭的に困窮する恐れが出てきます。
安定した収入がないことへの焦りから、ミスマッチな選択をしてしまうかもしれません。
また、職歴に長期間のブランクができてしまうと、採用担当者に「ブランク期間に何をしていたのか」「計画性がないのでは」と懸念されたり、転職活動で不利になったりする可能性もあります。
在職中の転職活動なら金銭面への不安がないので、納得のいく転職活動ができるでしょう。
転職エージェントによっては、平日夜間や土日でも対応してくれるところもあります。またオンラインや電話でも対応可能であることもあるので、うまく活用してみてください。
やりたい仕事がどうしても見つからない場合にすべきこともある
「やりたい仕事が見つからない……」と悩んでいる方も少なくないはずです。
ここでは、やりたい仕事がどうしても見つからない場合にすべきことを、3つご紹介します。
やりたい仕事が見つからないことに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
やるべきこと1つ目:やりたい仕事の条件をもう一度考える
やるべきこと1つ目は、「やりたい仕事の条件をもう一度考える」ことです。
「やりたい仕事」の条件を聞かれたとき、はっきりと答えることができるでしょうか。もしくは、「やりたくない仕事」の条件はきっぱりと答えられるでしょうか。
「やりたい仕事が見つからない……」と悩んでいる方は決して少なくありませんが、そのほとんどが「やりたい仕事」の条件について、あまり深く考えていないのです。
- 就業時間
- 給料や賞与
- 仕事内容
- 労働環境
「やりたい仕事」の上記の条件について、もう一度考えてみてください。それがなかなか難しい方は、「やりたくない仕事」について考えてみましょう。
どういう条件の仕事なら、「やりたい!」と感じるでしょうか。
どういう条件の仕事を、「やりたくない……」と感じるのでしょうか。
ただ漠然と悩むのではなく、とにかく行動に移して悩みを解決していくことが、「やりたい仕事に就くこと」に繋がっていくのです。
やるべきこと2つ目:苦手意識の少ない仕事を選ぶ
やるべきこと2つ目は、「苦手意識の少ない仕事を選ぶ」ことです。
「やりたい仕事」ではなく、「苦手意識の少ない仕事を選ぶ」のです。苦手意識の少ない仕事を選ぶことで、以下のようなメリットが生まれます。
- 仕事のストレスが少なくて済む
- 苦手な仕事よりも仕事の覚えが早い
仕事がスムーズに進むため、昇給や昇進に繋がりやすく、長く勤められるためキャリアプランを立てやすくなります。
確かなスキルと実績があれば、お金にも転職先にも困りません。
苦手意識の少ない仕事を選ぶのは、非常に現実的であるためおすすめです。
やるべきこと3つ目:他人から褒められる仕事に就く
やるべきこと3つ目は、「他人から褒められる仕事に就く」ことです。
他人から褒められる仕事に就くと、
- 仕事に対して適性があるため、仕事の覚えが早い
- 他人から評価されるため、昇給や昇進に繋がりやすい
- 会社(部署)の中で必要不可欠な人材・ポジションになれる
- 褒められることで自己肯定感が増す
といったメリットがあります。他にも、
自分の適性に合った仕事は成果が出やすくなるため、仕事へのモチベーションが高まり、最初はそれほど好きではない業務でもいつの間にか楽しく業務に取り組めることがあります。
引用元:ジェイック「やりたい仕事がない?やりたい仕事の探し方と注意点を紹介」より
といったメリットがあり、仕事を長く続けていくうえで、「他人から褒められる仕事」を選ぶことはおすすめです。
年齢を重ねるにつれ、他人から褒められる機会はどんどん減っていくため、褒められる仕事があるということは自分にとって大きな武器です。
ぜひ「他人から褒められる仕事」を大切にしてくださいね。
やるべきこと4つ目:人の役に立つ仕事を探す
やるべきこと4つ目は、「人の役に立つ仕事を探す」ことです。
やりたい仕事がなかなか見つからないのであれば、人の役に立つ仕事へ目を向けてみましょう。
人の役に立つ仕事は、感謝されることが多々あります。感謝されると仕事のモチベーションが上がり、やりがいを感じるでしょう。
モチベーションが上がった状態で仕事に取り組むと、良い成果やスキルアップにつながる可能性もあります。より多くの仕事を任され、やりたい仕事が見えてくるかもしれません。
しかし、どの仕事も何かしら人の役に立っています。どういった人の役に立ちたいのか考えることが重要です。
人の役に立つ仕事に携わり、感謝されるうちに、やりたい仕事へと変わるケースもあるでしょう。
やるべきこと5つ目:今の仕事に楽しみを見つける
やるべきこと4つ目は、「今の仕事に楽しみを見つける」ことです。
どうしてもやりたい仕事が見つからないなら、今やっている仕事のなかに楽しみやおもしろさを見つけるよう仕事への取り組み方や考え方を変えてみましょう。
「つまらない」「物足りない」とネガティブな気持ちで仕事に向き合っていては、仕事が楽しめないのも当然です。
しかし、「今の仕事のなかに楽しみを見つけてみよう」「現職を楽しむにはどうしたら良いか」というポジティブな視点を取り入れれば、行動や意識に変化が生まれてくるはずです。
- 担当業務のなかで少しでも「楽しい」「興味深い」と感じる業務は何か
- 今の仕事を効率良く進めるには何が必要か
- 今の仕事でどんなスキルを伸ばせるか
仕事を前向きに取り組むためのヒントを見つけると、これまでと同じ業務であっても違った気持ちで取り組めるでしょう。
また、「成果を上げる」ということに精一杯努力してみるのもおすすめです。
仕事で結果を出すと、自然と楽しさやおもしろさを感じられるようになります。
20代30代40代、高卒・新卒・大学卒で「やりたい仕事がない」
20代ではまだまだ転職先の候補はたくさん見つかりますが、年齢を増すごとに求人数が少しずつ減っているのは事実です。また高卒、新卒、大学卒業など、求職者の経歴によって求人数が変化する場合も。
30代や40代で「やりたい仕事がない」という状況に焦りを覚える人もいるでしょう。
ただし30代以降は確実に求人数が減っていきますから、できるだけ早いうちにやりたい仕事を見つけておくと安心です。
「仕事で何がしたいのか分からない」という悩みを持った時点から、転職をする・しないに関わらず、自己分析や適職診断で将来に向けた仕事探しを考えてみましょう。
【年代別】やりたい仕事がないときの対処法をご紹介します
「やりたい仕事がない……」と悩んでいるからこそ、この記事に辿り着いたひとがほとんどだと思います。
- やりたい仕事がない
- やりたい仕事がわからない
- やりたい仕事が見つからない
- どんな仕事をしたいのかわからない
以上の内容で悩んでいるひとは少なくなく、知恵袋にも似たような質問があふれているのが現状です。
ここでは、やりたい仕事がないときの年代別対処法をご紹介します。
「やりたい仕事がない、を打破する!適職を見つけるヒント」でも対処法はご紹介していますが、ここでは年代別におすすめしたい対処法について、より詳しくお伝えしていきます。
自分の年代や条件に当てはまる項目の対処法を実践すれば、きっと今の状況が好転するはずですよ。 ぜひ参考にしてみてくださいね。
【高卒・新卒・大学卒向け】やりたい仕事がないときの対処法
高卒・新卒・大学卒向けのやりたい仕事がないときの対処法は、「出来るだけ多くの仕事の種類を知ること」です。
一言に「仕事」といっても、この世界には多種多様な仕事が存在しますよね。
それでは、ここで質問です。一体どんな仕事が存在するのか、あなたはよく知っていますか。
「やりたい仕事がない」と悩む高卒・新卒・大学卒の方に多いのは、そもそも「どんな仕事が存在するのか、よく知らない」というケースです。
どんな仕事が存在するのか知らなければ、やりたい仕事を探すときに、選択肢が少なくなってしまうのは当然のことなのです。
- どんな仕事が存在するのか、よく知らない
- 仕事の種類について、たくさん知らない
- どんな仕事があるのか、調べたことがない
以上のような方たちは、自分が就ける仕事の可能性を、自分で狭めてしまっています。
やりたい仕事を見つけるためにも、まずはどんな仕事(職種・業種)が存在するのかを調べてみましょう。
とはいえ、なかには「調べたところで、その仕事に就けるとは限らないのでは?」と、不安を抱えている方もいらっしゃるでしょう。
高卒・新卒・大学卒の中でも、特に高卒の場合は「高卒向けの仕事は少なく、選択肢がほとんどない」と言われがちです。
しかし、決してそんなことはありません。
厚生労働省の発表によると、令和4年度の新規高卒者に対する求人数は、約40.1万件でした。
40.1万件の求人に対して、高校新卒で就職を希望する人はおよそ13.3万人。就職希望者1人に対して3件の求人がある状態のため、「高卒は仕事がない」とは言い切れないことが分かります。
なお、この数字はハローワークだけに掲載された求人数。さらに新規卒業者を対象としているため、実際は40.1万件を上回るでしょう。
引用元:ハタラクティブ「「高卒は仕事がない」は本当?理由と実態を確認しよう」より
高卒向けの求人は1人に対して3件ありますので、やりたい仕事を見つけるためにも、どんな仕事が存在するのかしっかり調べてみてくださいね。
【20代・第二新卒向け】やりたい仕事がないときの対処法
20代・第二新卒向けのやりたい仕事がないときの対処法は、「やりたくない仕事についてよく考えてみること」です。
20代や第二新卒というと、一度は「働くこと」を経験していますよね。
労働を経験したうえで、やりたい仕事がない場合、「やりたい仕事」について考えるよりも、「やりたくない仕事」について考えたほうが、結果的に「やりたい仕事」が見つかることが多いのです。
一体どういうことなのかをわかりやすく表にしてみましたので、以下をご覧ください。
やりたくない仕事 | やりたくない仕事から考えられるおすすめの仕事 |
---|---|
・ずっと無言で仕事し続けるのはつらい ・ずっと座りっぱなし、立ちっぱなしは苦手だ ・ルーティンワークは向いていない |
営業、企画・マーケティング系、サービス業 |
・高いコミュニケーション能力を求めないでほしい ・外出の多い仕事や出張の多い仕事は嫌だ |
IT系(特にWEB系)、リモートワーク可の仕事 |
・臨機応変な対応を求められる仕事は苦手だ ・責任の重い仕事はしたくない |
工場の軽作業、運送業、契約社員・派遣社員として働ける仕事 |
働くことを経験したからこそ、やりたくない仕事・自分に向いていない仕事は、なんとなくわかっているのではないでしょうか。
表のように、やりたくない仕事から、やりたい仕事(向いている仕事)を絞り込むことは可能です。
仕事をしないで生きていけるなら一番いいのですが、そうはいかないという方が大半だと思います。
20代・第二新卒に多い「やりたい仕事がない」という悩みを、知恵袋で赤の他人に質問する前に、まずは自分と真正面から向き合う時間を作りませんか。
これからの長い時間を仕事に費やすことになるのですから、「やりたくない仕事」から考えてみると、案外あっさりと「やりたい仕事」が見つかるかもしれませんよ。
【30代向け】やりたい仕事がないときの対処法
30代向けのやりたい仕事がないときの対処法は、「自己分析で自分の強みを整理すること」です。
「やりたい仕事がない」「やりたい仕事が見つからない」と悩む30代は、意外と少なくありません。
何故なら、
- やりがいのある仕事を任せられることがなかった
- 色々な仕事をしてきたけれど、結局自分が何をしたいのかわからない
- 仕事に対する達成感が少なく、向き不向きがよくわからない
といった方が多いからです。
「やりたい仕事がない……」と悩む30代の方には、まず自己分析で自分の強みを整理してみることをおすすめします。
仕事における自分の強みやアピールポイントを、今一度見つめ直してみましょう。
今の仕事を続けるにしろ、転職を考えるにしろ、30代に求められるのは「即戦力になれるかどうか」です。
自分の強みがわかれば、今の仕事が向いているのかどうかわかります。
自分の強みから導き出される「企業への売り込み方」がわからなければ、転職活動は難航してしまうでしょう。
自己分析のやり方がわからない方は、転職エージェントサービスを利用し、プロのキャリアアドバイザーに意見をもらうことをおすすめします。
自己分析が難しいと感じたら転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントに登録すると、まず担当のキャリアアドバイザーとの面談が始まります。その際に転職のアドバイスや自己分析のサポートを受けられます。
引用元:マイナビAGENT「転職活動は自己分析からスタート!志望動機に活かす3つのポイント」より
自分の強みの言語化が苦手な場合は、プロを頼るとスムーズに自己分析が進みますよ。
【40代向け】やりたい仕事がないときの対処法
40代向けのやりたい仕事がないときの対処法は、「希望する就労条件を見直してみること」です。
社会人経験豊富と言われる40代の方の中にも、「やりたい仕事がない……」と悩む方は少なくありません。
とはいえ、40代の転職活動は準備不足のために難航する場合も多く、むやみやたらに「やりたい仕事探し」をすることはおすすめできません。
ここまで働き続けてきたからこそ、就労条件・勤務条件について思うところは色々とあるはずです。
まずは希望する就労条件をもう一度見直し、優先順位を付けて並べてみてください。
順位付けをするためには、仕事内容と収入や福利厚生とのバランスも考える必要があります。
今は「やりたい仕事に就くこと」があたかも正しいような風潮ですが、「やりたい仕事に就くこと」ができない人生は、間違っているのでしょうか。
「やりたくない仕事をしないこと」や「生活のための就労条件を満たす仕事」を選ぶことは間違っていますか。「やりたい仕事がない」からといって、「やりたい仕事を見つけること」にどれほどの価値があるのでしょうか。
希望の就労条件を偏りがないように考えていく中で、きっと「やりたい仕事」について見えてくるものがあるはずですよ。
【悩んでいる方必見!】やりたい仕事がないときによくあるQ&Aを紹介します
ここからは、「やりたい仕事」がないときによくあるQ&Aを、2つご紹介します。
回答は一例に過ぎません。しかし、今後の仕事を考えるうえで、少しでも参考になりましたら幸いです。
質問:「やりたい仕事」と「向いている仕事」、どちらを選ぶべき?
質問:「やりたい仕事」と「向いている仕事」なら、どちらを選ぶべきでしょうか?
回答:「やりたい仕事」のほうがやる気が出てストレスも軽減されますが、「向いている仕事」のほうが周囲からの評価が得られる可能性は高いです。
これは、とても難しい質問だと思います。
「やりたい仕事」だからと言って、周囲から認められなければ昇給や昇進には繋がりにくいですし、「向いている仕事」でも、ストレスが多くてしんどいなら長く続けていくのは困難でしょう。
ですから、どちらがいいかは個人の価値観によります。
- 自分のモチベーションやストレスを重要視するなら、「やりたい仕事」
- 他人からの評価や社内での立ち位置を重要視するなら、「向いている仕事」
「やりたい仕事」の側面を持ち、「向いている仕事」の側面も持つような、良いバランスの仕事に就くことができれば、最も幸運だと言えるでしょう。
質問:「やりたい仕事」を探すために転職するのはどうなの?
質問:「やりたい仕事」がわかりません。「やりたい仕事」を探すために転職するのはどうなのでしょうか?
回答:やみくもに転職回数を増やすことは、あまりおすすめできません。
転職回数が増えることは、採用担当者からの印象を悪くします。今は転職をカジュアルに行う時代ですが、だからといって転職回数があまりにも増えてしまうと転職が困難になるでしょう。
そもそも、「仕事」は「やりたい仕事」でなければいけないのでしょうか。
昨今「やりたい仕事をしよう!」という価値観が、あたかも正しい価値観のように語られているため、「やりたい仕事」に就くことを重要視している方も少なくないようです。
しかし、それは本当に「正しい価値観」なのでしょうか。「向いている仕事」や「ストレスの少ない仕事」、「たくさん稼げる仕事」、「安定している仕事」、「人から求められる仕事」ではいけないのでしょうか。
今一度、「仕事」についての考え方を見つめ直してみることで、「やりたい仕事」について見えてくるものがあるかもしれません。
質問:やりたい仕事がないので公務員に転職しても良い?
質問:やりたい仕事がないので、安定している公務員に転職しようと考えています。転職しても良いでしょうか?
回答:「雇用が安定している」「給与が安定している」といった理由で公務員に転職するのはおすすめしません。
公務員の仕事は地域の方々の生活を支えられるように、「この地域に住む方々の役に立ちたい」という気持ちや、使命感が大切です。
また、行政サービスをきちんと提供するために、周りと協力しなければなりません。協調性やコミュニケーション能力も必要です。
「安定している」という理由をメインに公務員へ転職すると、仕事に対するモチベーションが湧かず、早々に退職する可能性があります。
やりたい仕事がないからといって、安易に公務員を選ぶのはやめましょう。
やりたい仕事がない!やりたいことがない!転職のプロに相談してみよう
「やりたい仕事がない」「ヤりたいことが見つからない」という悩みは誰にだって生じるもの。むしろやりたい仕事をハッキリと見つけて、そこに就職できている人の方が少ないかもしれません。
やりたくない仕事を続けても、仕事が捗らず昇進や成長のチャンスを逃すリスクが高まるだけ。やりたくないと思う原因をハッキリさせて、本当にやりたい仕事を探していきましょう。
年齢や経歴を理由にためらう必要はありません。各年代のサポートを強みとする転職エージェントなども活用しながら、自分だけではなくいろんな人のアドバイスも取り入れて今後の方針を決めていきましょう。
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