厚生労働省と文部科学省は、2024年3月大学等卒業予定者の就職内定状況を共同で調査し公表した結果では、2023年 10 月1日現在、大学生の就職内定率は 74.8%となり、前年同期比で0.7 ポイント上がった。
就職内定率はコロナ禍前2019年の76.8%に届かなかったものの2020年以降より回復傾向である。
しかし、東京商工会議所が調査した「新卒者の採用・選考活動動向に関する調査」によると2024年新卒者の採用計画人数に対する充足率として計画以上の内々定者数を確保している企業は11.8%にとどまっており、充足率が50%未満の企業が約5割(48.3%)、内々定者がいない企業が約2割(19.6%)を占めるなど、多くの企業が新卒採用に苦戦している様子がうかがえる。
具体的に2023年新卒者の採用・選考時と比較した採用・選考人数の増減では、
「会社説明会(リアル)の参加人数が減少した」(40.2%)
「会社説明会(オンライン)の参加人数が減少した」(39.9%)
と4割を占める企業が説明会の参加人数が減少したと回答しており、「エントリー数が減少した」(51.4%)「採用選考応募者数が減少した」(50.9%)と5割を
占める企業が新卒採用において選考の母集団形成に苦戦している。
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新卒者の採用・選考活動動向に関する調査について
東京商工会議所より抜粋
https://www.tokyo-cci.or.jp/page.jsp?id=1201615
令和6年3月大学等卒業予定者の就職内定状況
厚生労働省より抜粋
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00041.html
ベクトル広報チーム