~連合 2023年春季労使交渉第1回回答集計の結果を公表~
連合が17日発表した2023年春季労使交渉の第1回回答集計によると、
17日午前10時時点で805組合の加重平均は11,844円
前年と比べて5,263円増加、引き上げ率は3.80%。
805組合のうち組合員数300人未満の中小組合398組合の加重平均は9,026円
前年と比べて3,642円増加、引き上げ率は3.45%の結果となっている。
有期・短時間・契約等労働者の賃上げ額は
加重平均で時給61.73円(35.48円増)、月給10,598円(5,918円増)と昨年同時期を大幅に上回り、
引き上げ率は時給5.91%、月給4.58%でいずれも一般組合員を上回っている。
また、賃金引上げの流れを中小企業・小規模事業者の労働者及び
非正規雇用労働者にも確実に波及させられるよう、
厚生労働省では、3月15日から5月31日までを
同一労働同一賃金の遵守の徹底に向けた取り組み強化期間として設定している。
このような流れを受け、賃金引き上げ、同一労働同一賃金の遵守の徹底に向けた
取り組みへの対応が各企業に一層求められていくと考えられる。
■日本労働組合総連合会 2023春季生活闘争 第1回回答集計
https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/roudou/shuntou/2023/yokyu_kaito/kaito/press_no1.pdf?5532
■厚生労働省より抜粋
非正規雇用労働者の賃金引上げに向けた同一労働同一賃金の取組強化期間(3/15~5/31)について
https://www.mhlw.go.jp/content/11909500/001072637.pdf
ベクトル広報チーム