すきま時間を有効活用したい――。人材会社ビースタイル(東京・新宿)の「しゅふJOB総研」が主婦(有効回答730)を対象にアンケートをしたところ、子育てや家事のすきま時間を活用して「副業等の仕事がしたい」と答えた人の割合が68%に上った。「したくない」と回答した21%を大幅に上回った。
副業をしたい理由(複数回答)の第1位は「収入を増やすため」。回答割合は87%と断トツで、全ての年代(30~50代)でトップだった。次に多かったのは「自分の新しい可能性を発見したい」(38%)だった。他にも「働くことが好きだから」(26%)、「挑戦してみたい仕事があるから」(15%)などがあった。結婚や出産を経験した後も、自身の能力が発揮できる場所を求めたり、キャリアをさらに広げたいと考えたり、目標を持つ女性が多いようだ。人材不足で企業側も主婦の仕事復帰に注目している。短時間での仕事を提供できれば、希望者は多そうだ。
(参考)日本経済新聞