中小、学生集め苦戦 就活面接解禁
1日、2018年春に卒業する大学・大学院生に対する企業の採用選考が始まった。売り手市場の中、特に中小企業の新卒採用は厳しさを増している。
リクルートワークス研究所(東京・中央)によると、従業員数300人未満の企業では18年3月卒の求人総数が前年比3.9%増えたのに対し、就職希望者の数は同33%減った。
中小企業は6月に選考を開始する大手に先んじて、5月から学生確保に力を入れてきた。ただし大手から内々定を得ると中小を辞退する学生も多いため、6~7月以降も募集を継続する。
また、学生のインターンシップ(就業体験)を強化している中小企業も増えている。
日本経済新聞(2017.6.2)より抜粋